小田原城

現在の小田原城跡は、本丸・二の丸の大部分と総構の一部が、国の史跡に指定されています。また、本丸を中心に「城址公園」として整備され、昭和35年(1960)に天守閣が復興、次いで昭和46年(1971)には常盤木門、平成9年(1997)には銅門、平成21年（2009）には馬出門が復元されました。

天守閣は、昭和35年に市制20周年記念事業として総工費8千万円をかけて復興された小田原市のシンボルです。内部には、甲冑・刀剣・絵図・古文書など、小田原の歴史を伝える資料や、武家文化にかかわる資料などが展示されています。標高約60メートルの最上階からは相模湾が一望でき、良く晴れた日には房総半島まで見ることができます。

かまぼこ通り

かまぼこ通りは旧東海道小田原筋にあり、蒲鉾屋の本店や干物屋など３０店舗あまりが立ちならぶ漁師町風情が色濃く残る通りです。食べ歩きにピッタリの揚げかまぼこなどは店先でもお召し上がりいただけますが、歩いてすぐの海辺で食べるのもおすすめです。

御幸の浜

小田原城から徒歩圏内にあり、歴史と自然が調和した美しい海岸として知られています。夏季には多くの海水浴客で賑わい、遠浅の海岸は家族連れにも人気です。晴れた日には伊豆半島や三浦・房総半島を見渡すことができ、海辺の散策などが楽しめます。また、「海に続くトンネル」はフォトスポットとしても人気です。

小田原漁港

早川駅から徒歩５分の小田原漁港には、海産生物の宝庫といわれる相模湾の豊富な魚介が水揚げされます。漁港沿いの「小田原おさかな通り」を中心に、新鮮な海鮮料理が食べられる飲食店や加工品販売店が軒を連ね、お昼時ともなれば大勢の人でにぎわいます。

漁港の駅TOTOCO小田原

相模湾が一望できるテラスを併設し、小田原漁港で水揚げされた新鮮な水産物やその加工品、地域の特産物を販売。小田原市の食の魅力や観光情報を発信します。

西海子小路

西海子小路（さいかちこうじ）は、小田原城の城下町の風情を今に伝える歴史的な通りです。江戸時代、武家屋敷が立ち並んでいた場所で、現在も当時の面影を残しています。石畳の道や白壁の塀が続き、昔ながらの趣きある景観を楽しめます。またこの周辺には、明治から昭和にかけて多くの文学者が居を構え、文学活動が行われていました。小路の一角にある小田原文学館は、小田原ゆかりの文学者の資料、別館の白秋童謡館には北原白秋の資料がそれぞれ展示されています。

春には桜並木が美しく、四季を通じて風情ある景色を楽しめる人気のスポットです。小田原城とともに、城下町の歴史を感じられる貴重な場所となっています。

箱根板橋

箱根板橋は明治の佇まいを今に残すエリアです。旧東海道沿いには蔵や老欅荘といった昔ながらの建物が点在し、小田原用水が流れ、風情ある街並みが残っています。松永記念館は、明治、大正、昭和を生き、日本の「電力王」と呼ばれ茶人耳庵としても知られた松永安左エ門が晩年を過ごした場所です。

鈴廣かまぼこの里

鈴廣かまぼこの里は、小田原市にある鈴廣かまぼこの複合施設です。江戸時代から続く老舗かまぼこ店の伝統と技術を体験できる観光スポットとして人気があります。

施設内には、かまぼこ製造を見学できる「かまぼこ博物館」があり、職人の技を間近で見ることができます。また、かまぼこ手づくり体験では、自分だけのオリジナルかまぼこを作ることができます。

土産店では、様々な種類のかまぼこや小田原の特産品を購入できます。レストラン「えれんなごっそ」では、地元食材を使った料理やかまぼこを使った創作料理を楽しめます。

小田原の食文化と伝統産業を学び、体験できる場所として、多くの観光客が訪れています。

ミナカ小田原

ミナカ小田原は、2020年にオープンした小田原駅と直結する複合商業施設です。

商業エリア、ホテル、オフィスが一体となり、新しいランドマークとして機能しています。

首都圏からのアクセスが良好で、背後に箱根を臨む立地から、観光拠点として賑わいを見せています

小田原市観光交流センター

小田原市観光交流センターは、三の丸ホールに併設する、2021年にオープンした観光の拠点施設です。

施設内では小田原の観光案内を行っているほか、地元の特産品や土産物を販売するショップやカフェも併設されており、小田原の魅力を一度に体験できます。さらに、屋外のにぎわい広場では、観光客と地域住民の交流を促進するイベントも定期的に開催されています。

小田原観光の出発点や地域の魅力発信拠点として重要な役割を果たしています。

小田原宿なりわい交流館

小田原宿なりわい交流館は、昭和7年に建設された旧網問屋を再整備したものです。小田原の典型的な商家の造りである「出桁（だしげた）造り」という建築方法が用いられています。また、2階正面は出格子窓になっており、昔の旅籠の雰囲気を醸し出しています。内部の意匠も特徴的で、特に2階は、関東震災後に耐震工法として採用された洋小屋の構造を取り入れるなど、当時の小田原の時代背景を感じさせる貴重な建物です。

現在は、市民や観光客の皆様の「憩いの場」として、誰でも立ち寄れる「お休み処」や市民活動の発表の場として、気軽にご利用いただけます。

北條早雲公像

北條早雲公像は小田原駅西口ロータリーにある高さ5.7m重さ7tの日本最大級の銅像です。北條氏の初代当主である北條早雲（伊勢宗瑞）を象ったもので、北條早雲が小田原城奪取の際に用いたとされる「火牛の計」をモチーフとしています。

箱根口ガレージ

箱根口ガレージは、2021年に南町周辺の観光交流促進と、地域内での3世代交流を目的としてオープンした施設で、レストランやカフェが併設されています。

国道入口にはかつての路面電車モハ202号も展示されており、庭には昔懐かしい素朴な風景が広がります。

ランチタイムには地場食材などを使ったグリル料理など様々な食を楽しむことができます。

小田原市いこいの森/小田原こどもの森わんぱくらんど

小田原市久野の緑豊かな森林の中に「小田原市いこいの森」はあります。約20ヘクタールの広大な森林内にキャンプ場をはじめ、自然観察路、バードゴルフ場、ウォークラリーコース、木工芸体験室等があります。

また近接して、「小田原こどもの森公園わんぱくらんど」や「フォレストアドベンチャー小田原」もあり、一日中楽しむことができます。たくさん遊んだあとは、バーベキューでおなかいっぱい食べましょう！

石垣山一夜城

石垣山城は、関東で最初に造られた総石垣の城で、石積みは近江の穴太衆による野面積みといい、長期戦に備えた本格的な総構えであったといわれ、度重なる大地震にも耐え、今日まで当時の面影が大変よく残されており、平成29年4月6日に日本城郭協会より「続日本100名城」に選定されました。

この城が石垣山一夜城と呼ばれるのは、豊臣秀吉が築城にあたり、山頂の林の中に塀や櫓の骨組みを造り、白紙を張って白壁のように見せかけ、一夜のうちに周囲の樹木を伐採し、それを見た小田原城中の将兵が驚き士気を失ったためと言われています。しかし、実際にはのべ4万人が動員され、天正18年4月から6月まで約80日間が費やされました。

近隣には地元食材を活用したスイーツなどが楽しめる「一夜城ヨロイヅカファーム」があります。

小田原文化財団 江之浦測候所

江之浦測候所は、かつて柑橘畑だった小田原市江之浦の地に現代美術作家・杉本博司氏が設計した壮大なアートスペースです。人類とアートの起源に立ち返り国内外への文化芸術の発信地となる場としての役割を担っています。ギャラリー、茶室、庭園、舞台などで構成され、杉本博司の作品とともに古墳時代から近世までの考古遺物を鑑賞することができます。正門前では敷地内で採れた柑橘を使ったドリンクを楽しめるStone age Caféも営業。（公式HPより事前予約制）

箱根芦ノ湖

芦ノ湖は箱根の象徴するカルデラ湖で、遊覧船や湖畔の散策を楽しめます。富士山を背景に映える景色が有名です。パワースポットとして有名な箱根神社をはじめ、箱根関所や箱根駅伝ミュージアムなどの施設を観光することができます。

強羅

強羅は箱根の中心に位置する温泉街で、多くの旅館や温泉施設が立ち並びます。強羅公園や美術館など、文化施設も充実しています。

大涌谷

大涌谷はおよそ3000年前の噴火によりできた谷です。噴煙や硫黄の匂いなどを通じて、活発な火山活動を間近で感じることができます。

仙石原

仙石原は箱根外輪山に囲まれた高原エリアです。神奈川県唯一の湿原では貴重な草花を確認でき、台ヶ岳の山裾に広がるすすき草原では一年を通して様々な表情を見ることができます。また、エリア内には様々なミュージアムが点在し、芸術を堪能することができます。

真鶴魚座

真鶴魚座（まなづるさかなざ）は、真鶴港近くにある施設で、1階には活気あふれる魚市場、2階には広大な海を眺めながら獲れたての新鮮な魚料理が堪能できるレストランがあります。（要予約）

貴船神社

貴船神社は、真鶴半島のほぼ中央に位置し、大国主神　事代主神・少彦名神が祀られています。

家内安全、商売繁盛、良縁祈願、身体健全、病気平癒、厄除、海上安全、大漁祈願などにご利益があります。

毎年7月には国指定重要無形民俗文化財「貴船まつり」が行われ、地元住民や観光客で賑わいます。

真鶴産業活性化センター（通称：まなづる里海BASE）

真鶴港の入り口にある施設で、「真鶴町観光協会」と「スミマルシェ」が入っています。真鶴町観光協会では、町内の観光案内や宿泊施設の紹介、釣り具のレンタルなどを行っています。スミマルシェでは、海産物やお土産などを販売しており、軽食も楽しむことができます。

お林展望公園

お林展望公園は、豊かな自然と美しい海の景色を楽しむことができる絶景スポットです。

公園の先端にある展望台からは相模湾や伊豆半島を一望でき、晴れた日には富士山も見えることがあります。

公園内ではパークゴルフやバーベキューが楽しめるので、家族連れやカップルでの訪問に最適です。

自然の中でリフレッシュしたい方におすすめの場所です。

琴ヶ浜海岸

日本のダイビング発祥の地と言われている海岸です。

波が穏やかで、シュノーケリングや磯遊び、釣りなどが楽しめます。

夏になると、「夜光虫」が発生する海岸としても知られており、「夜光虫」が発生すると、波打ち際が青白く輝きだし、幻想的な光景が広がります。

リラックスしながら自然の美しさを堪能できる場所です。

真鶴岬

真鶴半島の先端にある自然豊かな岬で、美しい海景と豊かな緑が広がる観光スポットです。

岬の先端に浮かぶ岩礁「三ツ石（みついし）」がシンボルとなっています。特に夕暮れ時の「三ツ石」は絶景です。

岬周辺は樹齢350年以上といわれるクロマツをはじめ、クスノキやシイなどの原生林が生い茂り、緑豊かな自然を堪能することができます。

複合施設「ケープ真鶴」では、お土産コーナーや喫茶がご利用いただけます。2階には故遠藤晴雄氏が収集した4,500種5万点もの貝を所蔵する「真鶴町立遠藤貝類博物館」で魅力的な貝の世界を楽しむことができます。

真鶴町立中川一政美術館

真鶴町立中川一政美術館では、真鶴町にアトリエを構え、戦後の日本洋画壇の中心的存在として活躍し、文化勲章も授章された日本画家中川一政の作品を展示しています。

美術館には、中川画伯の絵画、書、陶芸など多岐にわたる作品が収蔵されており、彼の芸術的な足跡をたどることができます。

美術館は、自然豊かな真鶴半島のお林内に位置し、静かで落ち着いた環境の中で心安らぐひとときをお過ごしいただけます。

岩海岸

岩海岸海水浴場は、自然の岩が織りなす美しい景観が魅力のビーチです。

透明度の高い海水と穏やかな波が特徴で、ゆったりと海水浴を楽しむことができます。

夏季は、海上アスレチックや海の家を完備したウォーターパークも開設されます。

町立湯河原美術館

町立湯河原美術館は現代日本画家・平松礼二や近代日本画の巨匠・竹内栖鳳をはじめ、湯河原ゆかりの画家の作品を集める美術館です。美術館には四季折々の自然を楽しめる日本庭園が隣接しており、ミュージアムカフェでは庭園を眺めながらお茶や足湯を楽しむことができます。

湯河原総合運動公園

湯河原町総合運動公園は、パークゴルフ場、サッカー、野球等ができる多目的広場や弓道場を完備している公園です。

緑豊かで全面に相模灘や伊豆半島を望むことができ、気持ちよくスポーツを楽しむことができます。

また季節ごとに異なる美しい風景を楽しむことができ、特に春の桜が見事です。

家族連れやスポーツ愛好者に最適なリフレッシュスポットです。

湯河原惣湯 Books and Retreat（万葉公園）

湯河原惣湯は万葉公園内にある日帰り温泉施設です。万葉公園は歴史ある公園で、古くから文人等に愛されてきました。2021年に全面リニューアルされています。湯河原惣湯では「惣湯テラス」で源泉かけ流しの温泉と体にやさしい食事を楽しむことができます。「玄関テラス」にはカフェやコワーキングスペースが併設されており、自然の中でリラックスして過ごすことができます。

不動滝

不動滝は湯河原駅から奥湯河原に向かう途中にある、水量豊かな滝です。滝の目の前に橋が架かっており、間近で水の流れる様子を見ることができます。遊歩道の途中にある茶屋では、甘味とともに足湯を楽しむことができます。

湯河原海浜公園

湯河原海浜公園は千歳川の河口東側に位置する公園で、相模湾が望めるプール（夏季のみ）も人気を集めています。テニスコートや芝生広場も併設されており、遊びや散策、軽スポーツなど様々な楽しみ方ができます。釣りを楽しむ方も多いです。

星ケ山公園（さつきの郷・コキアの郷）

星ヶ山公園は広々とした草原のある、ピクニックに最適な公園です。広場からは相模灘を望むことができます。

初夏には5万株からなるさつきのピンクと相模灘の紺碧を一緒に楽しむことができます。また、2024年からは茶畑跡地をコキア（ほうき草）の郷として整備する実証実験も開始されています。

城山（あじさいの郷）

城山は標高563mの山で、山頂では青々とした相模灘を見下ろす絶景を楽しむことができます。山頂から少し下るとピクニックランドがあり、お弁当を広げてピクニックができます。城山はあじさいの名所としても知られています。

こごめの湯

こごめの湯は町営の日帰り温泉施設です。大浴場、露天風呂があり、無料休憩室や食堂からは湯河原の街並みを望むことができます。有料でマッサージやファンゴ（温泉泥）の施術を受けることもできます。

幕山公園（湯河原梅林）

湯河原梅林には約4,000本の梅の木が植えられており、毎年2月から3月にかけて見事な花を咲かせます。

自然豊かな公園で、早春の紅梅・白梅の梅の他にも、夏にはあじさい、秋にはキンモクセイ、冬にはサザンカなど、一年中四季折々の風景を楽しむことができます。

バーベキュー利用も可能で、アスレチック施設も併設されているため、ファミリーやカップルにおすすめです。

自然を堪能できる人気のスポットです。